具体的な手順と費用

漁船

港の近くには廃船解体を請け負う専門業者が存在しますが、具体的にはどのように依頼すれば良いのでしょうか。まずは解体したい船舶があることを電話やメールで告げ、その状態やサイズや年式などをおおまかに伝えます。業者の設備によっては、大きすぎる船が取り扱えないこともあるため、とりあえず確認する必要があります。解体費用の見積もりまでは、ほとんどの業者が無料となっているので、複数の業者に問い合わせてみてもよいでしょう。ただし長距離の曳航にはそれだけ費用がかかるので、近くの業者に依頼したほうが結局は得かもしれません。廃船にするしかないような古い船や壊れた船でも、エンジンなどの金属部分に需要があれば、下取り価格がつく場合もあります。解体費用の負担が軽くなるばかりか、お金が返ってくる可能性もあるので、安定した販売ルートを持っている業者を探すのもひとつの方法です。解体費用が折り合って契約が成立すれば、譲渡証明書や委任状を用意して、名義変更手続きを行います。売却された船が自力で航行できない場合は、業者が目的地まで曳航します。その後クレーンで陸揚げされ、解体現場へ移動して実作業の開始となります。まずキッチンなどの内装部分が解体され、重機による船体の切断、エンジンの撤去といった作業が続きます。作業終了までは業者が責任を持って行うため、元オーナーが心配する必要はありません。

こんなときは解体業者へ

漁船

漁船の場合は買い替えや廃業で使わなくなったり、乗るつもりのない船を相続したりするケースがあります。プレジャーボートの場合はせっかく買っても乗る機会がなかったり、台風などで破損して多額の修理費が必要になることもあります。そのまま所有していると係留費や保険料がかかる一方ですし、使わなくても点検整備は欠かせないため、早いうちに処分を検討したほうがよいでしょう。ただし廃船解体には特殊な設備やノウハウが必要であり、一般の粗大ごみを捨てるほど簡単にはいきません。またFRPなどの素材を使った船舶は、リサイクル法に従って適正に最終処分を行うことが義務付けられています。しっかりした技術を持つ専門の解体業者を見つけて、リーズナブルな費用で解体を依頼することが大切です。廃船解体の専門業者はネットでも検索できるので、まずは見積もりをとってみましょう。費用についてわからない点があれば、納得できるまで問い合わせてください。

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